バレリーナを目指すトランスジェンダーの少女を描いた映画『Girl/ガール』が、2019年7月5日(金)から新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほかにて全国公開されます。
トランスジェンダーの主人公ララは、ベルギーのアントワープ・ロイヤル・バレエ・スクールに通うビクトール・ポルスターが繊細な表情や思春期の心の機微を見事に表現し、バレエシーンの振付はシディ・ラルビ・シェルカウイが担当しています。
映画『Girl/ガール』
映画『Girl/ガール』について
映画『Girl/ガール』は、バレリーナを夢見るトランスジェンダーの少女ララとララを支える父の物語です。
ルーカス・ドン監督の長編デビュー作である本作は、「第91回アカデミーショー」外国語映画賞〈ベルギー代表〉、「第76回ゴールデン・グローブ賞」〈外国語映画賞ノミネート〉、「第71回カンヌ国際映画祭」カメラドール〈新人監督賞〉、最優秀新人賞(ある視点部門)、国際批評家連盟賞の3冠に輝いたのをはじめ、多くの賞を受賞しています。
主人公ララは、500人を超える候補者の中から、ベルギーのアントワープ・ロイヤル・バレエ・スクールに通うヴィクトール・ポルスターが選ばれました。
トランスジェンダーでバレエを踊れることなど多くの条件があり、キャスティングはとても困難だったようです。
バレエシーンの振付を担当したのは、ベルギーが誇るコンテンポラリー・ダンスの振付家シディ・ラルビ・シェルカウイです。
シディ・ラルビ・シェルカウイは、現代を代表する最も重要な振付家の一人で、2019年5月には英国ロイヤル・バレエ団に振り付けた新作『Medusa』が上演されたところですね。
『GIRL/ガール』予告編 7/5(金)公開
(YouTube / Klockworx VOD 公式チャンネル)
この映画は実話を元にしたフィクションですが、ララのモデルとなったノーラは現在、プロのダンサーとして活躍しており、現在執筆中の自伝『The Way to Myself』が現地では今夏に出版予定とのことです。
HUFFPOSTでは、映画の主人公ララのモデルになったノーラの両親へのインタビューをもとにした記事を読むことができます。
映画の理解に役立つとても有益な記事です。
>>> 双子として生まれた男の子は、女の子としてバレリーナを目指した。家族が明かす、その決意と半生。
作品情報
映画『Girl/ガール』
■公開日:2019年7月5日(金) 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー
■監督・脚本:ルーカス・ドン
■出演:ビクトール・ポルスター、アリエ・ワルトアルテ
■振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ
■原題:『Girl』
©Menuet2018
劇場情報
■北海道
シアターキノ 7/13(土)公開
■東京都
新宿武蔵野館 7/5(金)公開
ヒューマントラストシネマ有楽町 7/5(金)公開
Bunkamura ル・シネマ 7/5(金)公開
■神奈川県
横浜ブルク13 7/5(金)公開
川崎チネチッタ 7/5(金)公開
■愛知県
ミッドランドスクエア シネマ 7/5(金)公開
■大阪府
シネ・リーブル梅田 7/5(金)公開
■京都府
MOVIX京都 7/5(金)公開
■兵庫県
シネ・リーブル神戸 7/5(金)公開
■福岡県
KBCシネマ 7/13(土)公開
映画の詳細は公式サイトをご確認ください。
>>> 『Girl/ガール』公式サイト