ロマノフ朝最後のロシア皇帝ニコライ2世とマリインスキー・バレエのプリマ マチルダ・クシェシンスカヤとの許されない恋を描いた映画『マチルダ 禁断の恋』(原題 MATHILDE )が2018年12月8日(土)から公開されます。
予告編映像が公開され、映画の内容も徐々に分かってきました。
2018年11月から12月にかけてマリインスキー・バレエも来日します。
合わせて鑑賞すると楽しさも倍増しそうです!
映画『マチルダ 禁断の恋』 制作エピソードと予告編映像
映画『マチルダ 禁断の恋』 制作エピソード
ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世とマリインスキー・バレエのプリマ マチルダ・クシェシンスカヤとの許されない恋を描いた映画『マチルダ 禁断の恋』(原題 MATHILDE )が2018年12月8日(土)から公開されます。
公開されるニュースに触れることはあっても、肝心の映画の内容について触れている記事を見ることがありませんでした。
しかし、7月に行われた先行上映で来日したアレクセイ・ウチーチェリ監督に森瑠依子さんがインタビューした記事が『スワン・マガジン』2018秋号に掲載されていました。
アレクセイ・ウチーチェリ監督がバレエ好きであること、実際のマチルダ・クシェシンスカヤに関するエピソード、映画に登場するバレエ作品の振付、出演したバレエ団、演奏の指揮者(超大物です!!!)などについて興味深いインタビュー記事が掲載されています。
記事を拝見し、スキャンダルばかりでなく、バレエに関係するシーンも楽しめそうな映画だと感じました。
記事の無断転載は禁じられていますので、ご興味のある方は是非、『スワン・マガジン』2018秋号をご覧ください。
今年、2018年は、クラシック・バレエの基礎を築いたマリウス・プティパの生誕200年に当たりますが、マチルダ・クシェシンスカヤは同時代人で、同時期にマリインスキー・バレエで活躍していたようですね。
映画のストーリーとは直接関係ありませんが、プティパが活躍していた時代のマリインスキー劇場の様子に思いをはせるのも一興ですね。
時代考証がしっかりとなされていることを期待したいと思います。
ニコライ2世は皇太子時代の1891年に来日していますが、滞在期間中に警察官にサーベルで斬りつけられた「大津事件」が発生していますので、歴史ファンにとっても関心のある人物ではないでしょうか。
映画『マチルダ 禁断の恋』 予告編映像
公開に先立ち、映画の予告編動画が公開されています。
マチルダ 禁断の恋 – 映画予告編
(YouTUBE / シネママニエラ 公式チャンネル)
バレエ映画という訳ではありませんが、主人公がプリマ・バレリーナということもあり、バレエ・シーンが登場します。
実際に撮影が行われたというマリインスキー劇場、エカテリーナ宮殿など、豪華絢爛な映像は必見ですね!
映画『マチルダ 禁断の恋』 概要
【タイトル】 『マチルダ 禁断の恋』(原題 MATHILDE )
(2017年/ロシア映画/カラー/ロシア語/108分)
【監督】 アレクセイ・ウチーチェリ(ゴールデン・グローブ賞ノミネート監督)
【出演】 ラース・アイディンガー、ミハリナ・オルシャンスカ ほか
【配給】 シンカ
【公開日】 2018年12月8日(土)
【劇場】 ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA
ほか全国公開
映画『マチルダ 禁断の恋』オフィシャルサイト – Synca
⇒ http://www.synca.jp/mathilde/