【公演情報】元パリ・オペラ座バレエ エトワール カール・パケット引退公演『ジゼル』/2019年7月14日(日)/ロームシアター京都

2018年12月31日にアデュー公演『シンデレラ』でスター俳優役を踊り、パリ・オペラ座バレエのエトワールを引退したカール・パケットが、日本での引退公演となる有馬龍子記念 京都バレエ団 『ジゼル』に出演します。

2019年7月14日(日)にロームシアター京都にて開催予定で、チケットの申込受付開始は3月22(金)です。

今回はカール・パケットの日本における引退公演についてお知らせします。

【7/9追記】京都市からの感謝状贈呈について

カール・パケット引退公演 有馬龍子記念 京都バレエ団 『ジゼル』

カール・パケット引退公演について

カール・パケットは、2018年12月31日にパリ・オペラ座バスティーユにて上演されたアデュー公演『シンデレラ』でスター俳優役を踊りパリ・オペラ座に別れを告げました。

日本のファンからも愛され、本人も愛した日本での引退公演となるのは、有馬龍子記念 京都バレエ団公演『ジゼル』(全2幕)で、2019年7月14日(日)にロームシアター京都にて上演されます。

ジゼル役は、オーストラリア出身でパリ・オペラ座バレエ スジェのビアンカ・スクダモア(Bianca Scudamore)が努めます。

振付・指導は、元パリ・オペラ座バレエ エトワール モニク・ルディエールとパリ・オペラ座バレエ学校教師 エリック・カミーヨが担当する贅沢な布陣となっています。

カール・パケットのアデュー公演を鑑賞しにパリまで来た日本のファンもいたそうです。

カール・パケットは、愛する日本のファンに「さよなら」を言うために、やって来ます。

パリまで行けなかったカール・パケットのファンの皆さん、この機会をお見逃しなく!

カール・パケット引退公演 有馬龍子記念 京都バレエ団 『ジゼル』(全2幕)公演概要

■日程:2019年7月14日(日)17:30開演
■会場:ロームシアター京都 メインホール
■アクセス:京都市営地下鉄東西線「東山」駅下車1番出口より徒歩約10分、京阪電鉄「神宮丸太町」駅下車2番出口より徒歩約13分
■音楽:アドルフ・アダン
■指揮:江藤勝己
■演奏:びわこの風オーケストラ
■振付・指導:モニク・ルディエール(元パリ・オペラ座バレエ エトワール)、エリック・カミーヨ(パリ・オペラ座バレエ学校教師)
■共催:京都バレエ専門学校
■キャスト:
– ジゼル:ビアンカ・スクダモア(パリ・オペラ座バレエ スジェ)
– アルブレヒト:カール・パケット
■チケット:S席¥10,000/A席¥8,000/B席¥6,000/C席¥4,000(当日¥500up)
■チケット申込受付開始:3月22日(金)
■公式サイト:有馬龍子記念 一般社団法人京都バレエ団

元パリ・オペラ座バレエ エトワール カール・パケットについて

アデュー公演とは、パリ・オペラ座ダンサーの引退公演のことで、エトワールが引退する際にはアデュー公演の演目を本人の希望により決めることができます。

カール・パケットがアデュー公演に選んだのはヌレエフ版『シンデレラ』でした。

2018年12月31日のアデュー公演『シンデレラ』でスター俳優役を踊り、カール・パケットはパリ・オペラ座に別れを告げました。

ヌレエフ版『シンデレラ』の舞台は1930年台のハリウッドで、シンデレラは映画女優になることを憧れる少女、王子様はハリウッドのスター俳優という設定です。

1994年に17歳でパリ・オペラ座バレエに入団。
2001年にプルミエ・ダンスールに昇進、2009年にヌレエフ版『くるみ割り人形』を踊りエトワールに任命されました。
2018年12月31日、ヌレエフ版『シンデレラ』を踊り定年により引退しました。

パリ・オペラ座ダンサーには定年があり、その年令はかつては男性は45歳、女性は40歳でしたが、現在では男女問わずに42歳となっています。

Les adieux de Karl Paquette

Les adieux de Karl Paquette

(YouTube / Opéra national de Paris 公式チャンネル)

【7/9追記】京都市からの感謝状贈呈について

カール・パケットさんはm引退公演 有馬龍子記念 京都バレエ団 『ジゼル』(全2幕)終演後の舞台上において京都市から感謝状が贈呈されることになりました。
これは、「過去13年間にわたり,幾度となく京都において世界最高峰のバレエを披露され,本市の文化芸術の発展に大きく貢献」されたことに対するものです。
詳細は京都市の公式サイトをご確認ください。
カール・パケット氏(元国立パリ・オペラ座バレエ団エトワール)への感謝状贈呈について