【TV】「バレエの王子になる!“世界最高峰”ロシア・バレエ学校の青春」NHK BS1スペシャル 2019年9月7日(土)放送

NHK BS1スペシャルでは、2019年9月7日(土)にプロのバレエ・ダンサーを目指す4人の男子たちを追ったドキュメンタリー番組「バレエの王子になる!“世界最高峰”ロシア・バレエ学校の青春」を放送します。

世界最高峰の名門バレエ学校「ワガノワ・バレエ・アカデミー」の生徒4人を3か月間にわたり密着取材し、プロのバレエ・ダンサーになるための国家試験、バレエ団の入団オーディション、アカデミーの卒業公演に取り組む様子を通してバレエ男子の青春とロシア・バレエの神髄を描きます!

ワガノワ・バレエ・アカデミーに興味のある方、ロシア・バレエが好きな方、「バレエの王子」候補に興味がある方は見逃せない番組です!

NHK BS1スペシャル
「バレエの王子になる!“世界最高峰”ロシア・バレエ学校の青春」

放送概要

■放送日程:2019年9月7日(土)22:00~23:50(途中ニュース中断あり)
■チャンネル:NHK BS1
■ナレーション:原田美枝子(女優)
■公式サイト:BS1スペシャル「バレエの王子になる!“世界最高峰”ロシア・バレエ学校の青春」

番組ではプロのバレエ・ダンサーを目指し、世界最高峰の名門バレエ学校「ワガノワ・バレエ・アカデミー」で学ぶ男子生徒4人(ミーシャ、マルコ、アロン、キリル)に密着取材し、バレエ男子の青春とロシア・バレエの神髄を描きます。

「バレエといえば女性」というイメージがありますが、番組では男子生徒にスポットを当てており、その理由を番組制作ディレクターはNHKのサイトで次のように述べています。

「バレエは割と女性のイメージがありますが、男性のバレエの世界は一体どうなっているのか、その世界を見てみたいということからスタートしました。」
(引用元 http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=20090)

最近では「バレエ男子」という言葉も定着するようにバレエを習う男子も増えてきました。

今年(2019年)の5月にはソ連出身のバレエダンサー ルドルフ・ヌレエフ の半生を描いた映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』が公開され大ヒットしましたが、主人公ヌレエフは男性で、しかも、今回放送される番組の舞台「ワガノワ・バレエ・アカデミー」の出身者です。

【映画】ヌレエフの半生を描いた『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』2019年5月10 日(金)公開
20世紀最高と言われるソ連出身のバレエダンサー ルドルフ・ヌレエフ の半生を描いた映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』が、2019年5月...

番組取材における現地での密着期間は、今年の3月から6月の3か月間で、その期間にはプロのバレエ・ダンサーになるための国家試験、バレエ団の入団オーディション、アカデミーの卒業公演と大きな3つの出来事があり、それらに取り組む様子を捉えているようです。

厳しくも愛情のこもった指導をするニコライ・ツィスカリーゼ校長のもとで、全く異なる個性を持った4人の生徒がプロのバレエ・ダンサーを目指して日々精進する姿に、番組ディレクターはロシア・バレエの神髄を見たようです。

「ワガノワ・バレエ・アカデミー」ではどのような指導をしているのか、ロシアのバレエ団のオーディションとはどのように行われているのか、といった関心に加えて、4人の男子生徒の青春群像やニコライ・ツィスカリーゼ校長のキャラクターなども興味を引きます。

NHK公式サイトでは、密着取材を行った髙橋泰一ディレクターが、番組の見どころなどを紹介していますので、ぜひご覧ください。
→ BS1スペシャル「バレエの王子になる!“世界最高峰”ロシア・バレエ学校の青春」

世界屈指の名門バレエ学校「ロシア・ワガノワ・アカデミー」について

「ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミー」は、1738年に開設された「帝室舞踊学校」を起源とし、1957年からは「ワガノワ・メソッド」と呼ばれるバレエ教授法を確立したアグリッピナ・ワガノワの功績を称えて彼女の名前を冠しています。

8年制の全日制学校で、バレエに関する科目のみならず一般科目も学びます。

現在の校長は、ボリショイ・バレエ学校を卒業しボリショイ・バレエのプリンシパルとして活躍したニコライ・ツィスカリーゼで、就任以来さまざまな改革を行い、アカデミーの本質を復活させたと言われています。

アカデミーの卒業生には、古くは、アンナ・パヴロワ、ヴァーツラフ・ニジンスキー、ルドルフ・ヌレエフ、ミハイル・バリシニコフ、ジョージ・バランシンなど、伝説のダンサーが数多く存在しています。
現在では、ディアナ・ヴィシニョーワ、スヴェトラーナ・ザハーロワ、ヴィクトリア・テリョーシキナ、エヴゲーニヤ・オブラスツォーワ、ユリア・ステパノワ、オリガ・スミルノワ、アリョーナ・コワリョーワ、エレオノーラ・セヴェナルド、マリア・ホーレワなどがいます。

日本人初の卒業生は、マリインスキー・バレエに日本人として初めて入団した石井久美子さんです。
ワガノワへの留学は狭き門ですが、留学生が卒業証書を手に入れることは極めて珍しいそうです。