《東京》新国立劇場バレエ団『コッペリア』2021年5月1日(土)〜8日(土)に上演/山本隆之さんがコッペリウスで出演することが決定!

新国立劇場バレエ団は、自動人形のコッペリアをめぐる騒動を描いたバレエ『コッペリア』を小野絢子渡邊峻郁米沢 唯井澤 駿木村優里福岡雄大池田理沙子奥村康祐の4キャストで、2021年5月1日(土)から8日(土)に東京・初台の新国立劇場で上演します。

スワニルダ初役となる木村優里さんはベテラン福岡雄大さんとペアを組み、小野絢子さんと渡邊峻郁さんのペアによる新鮮な組み合わせも楽しみな公演です。

【追記】4月16日にダンサー直筆サイン入りポスター&オリジナルポストカードのプレゼント企画が発表されました!

新国立劇場バレエ団
『コッペリア』(全2幕)

バレエ『コッペリア』は、『泉』『シルヴィア』で有名なレオ・ドリーブによる音楽にドイツ・ロマン主義の作家 E.T.A. ホフマンの小説『砂男』を原作としてアルチュール・サン=レオンが振り付け、1870年にパリ・オペラ座で初演されました。

自動人形のコッペリアを作った人形師コッペリウス、スワニルダとフランツのカップルらが、コッペリアをめぐる騒動を描いた作品です。

アルチュール・サン=レオン以降、マリウス・プティパ、ニコライ・セルゲーエフ、ピエール・ラコット、アレクサンドラ・ダニロワ、ピーター・ライトらが改訂版を発表していますが、新国立劇場バレエ団が上演するのは現代を代表する振付家ローラン・プティによる軽妙洒脱と評される作品です。

もとはポーランドの農村を舞台にしたバレエですが、プティ版では衛兵や街の女の子で賑わうフランスのマルセイユが舞台で、衣装もロマンティック・チュチュではなくフランスっぽい可愛らしいチュチュとなり、近代的な演出となっています。

プティ版『コッペリア』は、1975年にマルセイユ・バレエにより初演され、ダンディーな初老の紳士に設定された人形師コッペリウスはプティ自身によって演じられました。

プティ作品は軽妙洒脱さが魅力的と言われますが、今回の公演でもプティの元で多くの作品を踊り、プティの魅力を知り尽くすルイジ・ボニーノ氏が芸術アドヴァイザー/ステージングを務め、プティ作品の真髄を伝えます。

新国立劇場バレエ団の初演は2007年で、ルシア・ラカッラ&シリル・ピエールや本島美和&レオニード・サラファーノフらが主演し、ルイジ・ボニーノ氏がコッペリウスを演じています。

ルイジ・ボニーノ氏は、その後も再演のたびに芸術アドヴァイザー/ステージングを担当し、コッペリウスも演じています。

今回の公演でもコッペリウスを演じるのか興味深いところです。
(3月17日に、元新国立劇場バレエ団プリンシパルで現在はオノラブル・ダンサーの山本隆之さんとファースト・アーティストの中島駿野さんがコッペリウスにキャスティングされたことが発表されました)

主役のキャスティングでは、長らく新国立劇場バレエ団の看板ペアとして親しまれてきた小野絢子さんと福岡雄大さんが、今回の公演では異なるパートナーとペアを組むことに注目が集まりそうです。

小野絢子さんは渡邊峻郁さんとペアを組んで2公演に主演し、福岡雄大さんはスワニルダ役デビューを果たす木村優里さんとパートナーを組みます。

息の合ったパートナリングを誇ってきた小野絢子&福岡雄大ペアの舞台が見られないことを残念がるファンも多いかと思いますが、新鮮なペアがどのような化学反応を起こすのかということに期待が膨らみますね。

現役時代に踊られたことがあるのかは分かりませんが、吉田 都芸術監督も大好きな作品だというローラン・プティ版の『コッペリア』。

吉田 都芸術監督新体制のもと、今までとは異なる印象に仕上がりそうな気がします。

過去の公演を鑑賞したことがある方は、ぜひ、その違いにも注目していただきたいと思います!

「コッペリア」告知映像|新国立劇場バレエ団

「コッペリア」告知映像|新国立劇場バレエ団

キャスト・スタッフ

キャスト

【5月1日(土)14:00】
・スワニルダ:小野絢子
・フランツ:渡邊峻郁
・コッペリウス:山本隆之

【5月2日(日)14:00】
・スワニルダ:米沢 唯
・フランツ:井澤 駿
・コッペリウス:中島駿野

【5月4日(火・祝)14:00】
・スワニルダ:木村優里
・フランツ:福岡雄大
・コッペリウス:山本隆之

【5月5日(水・祝)14:00】
・スワニルダ:池田理沙子
・フランツ:奥村康祐
・コッペリウス:中島駿野

【5月8日(土)14:00】
・スワニルダ:小野絢子
・フランツ:渡邊峻郁
・コッペリウス:山本隆之

スタッフ

音楽:レオ・ドリーブ
振付:ローラン・プティ
芸術アドヴァイザー/ステージング:ルイジ・ボニーノ
美術・衣裳:エツィオ・フリジェーリオ
照明:ジャン=ミッシェル・デジレ
指揮:冨田実里
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

【プレゼント企画】
ダンサー直筆サイン入りポスター&オリジナルポストカード

新国立劇場バレエ団から、バレエ『コッペリア』鑑賞者を対象としたスペシャルプレゼント企画が発表されました。

ダンサー直筆サイン入りポスター

鑑賞した公演の主役ダンサーによる直筆サイン入り『コッペリア』のポスターを各公演5名に抽選でプレゼントされます。 
さらに、各回当選者1名だけの「特賞」には、主役ダンサーに加えて吉田 都芸術監督コッペリウス役ダンサーのサインが入ったポスターがプレゼントされます。

プリンシパル・奥村康祐イラスト入りオリジナルポストカード

バレエだけでなくイラストの腕前も評価の高い、新国立劇場バレエ団プリンシパル・奥村康祐さんによる『コッペリア』をモチーフに描いたオリジナルポストカードが、各公演20名に抽選でプレゼントされます。 

なお、抽選結果は、休憩中・終演後に座席番号がホワイエ内に掲出されます。

プレゼントの引き換えにはチケットの半券が必要となりますので、大切にお持ちください!

■公式サイト:https://www.nntt.jac.go.jp/ballet-dance/news/detail/77_020035.html

公演情報

■日程:
・2021年5月1日(土)14:00
・2021年5月2日(日)14:00
・2021年5月4日(火・祝)14:00
・2021年5月5日(水・祝)14:00
・2021年5月8日(土)14:00
(全5公演)
■会場:新国立劇場 オペラパレス(京王新線・都営新宿線「初台駅」中央口直結)
■チケット(税込):
・S席:13,200円
・A席:11,000円
・B席:7,700円
・C席:4,400円
・D席:3,300円
・Z席:1,650円(舞台のほとんどが見えない席。公演当日朝10:00から先着販売。詳細は公式サイトをご確認ください)
■前売り開始日:
・アトレ会員先行発売期間:2021年4月4日(日)10:00~6日(火)
・バレエ/ダンス先行メンバーズ販売期間:2021年4月5日(月)10:00~6日(火)
・一般発売日:2021年4月11日(日)10:00~
■公式サイト:https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/coppelia/

新国立劇場バレエ団 2021/2022シーズンのラインアップはこちら

(参考1)
スターダンサーズ・バレエ団
ピーター・ライト版『コッペリア』

ピーター・ライト版『コッペリア』(全3幕)が、スターダンサーズ・バレエ団により、2021年5月15日(土)・16日(日)に神奈川県川崎市の新百合ヶ丘のテアトロ・ジーリオ・ショウワで上演されます。

プティ版と見比べてみるのも楽しそうですね!

《神奈川》スターダンサーズ・バレエ団 ピーター・ライト版『コッペリア』全3幕 2021年5月15日(土)・16日(日)テアトロ・ジーリオ・ショウワで上演
スターダンサーズ・バレエ団は、ピーター・ライト版『コッペリア』(全3幕)を2021年5月15日(土)・16日(日)に神奈川県川崎市...

(参考2)
『コッペリア』関連DVD&Blu-ray

新国立劇場バレエ団のプティ版『コッペリア』はNHK BS プレミアムシアターで放送されたことがありますが、残念ながらDVDやBlu-rayなどは発売されていません。

英国ロイヤル・バレエでは、マリアネラ・ヌニェスワディム・ムンタギロフが主演し、2019年11月29日、12月10日に収録された映像がDVD&Blu-rayとして発売されています。

英国ロイヤル・バレエはニネット・ド・ヴァロア版(レフ・イワノフ、エンリコ・チェケッティ原振付)を上演しており、ローラン・プティ版と見比べてみるのもおすすめです。

【DVD&Blu-ray】英国ロイヤル・バレエ『コッペリア』(マリアネラ・ヌニェス&ワディム・ムンタギロフ)
英国ロイヤル・バレエで10年ぶりに上演された『コッペリア』のDVD&Blu-rayが、マリアネラ・ヌニェス&ワディム・ムン...